慶應殿町ファーマコメトリクス

概要

  • この実践演習編では Model-Informed Drug Development (MIDD)を擬似体験することを目的とし、医薬品開発の実践につながる題材を用いて演習を行います。
  • 以下の到達目標のもと、講義とハンズオン演習により専門知識と解析スキルを高め、グループワークにより理解の定着を図ります。

到達目標

  • Model-Informed Drug Development (MIDD)の概念を理解する。
  • 医薬品開発におけるファーマコメトリクスの活用方法を理解する。
  • Modeling & Simulation (M&S)に基づいて用法用量を探索するための実践的なスキルを習得する。

実習内容

  • 母集団薬物動態モデルおよび曝露-反応モデルの構築
  • 構築したモデルを用いたシミュレーション
  • シミュレーションに基づく臨床試験デザインの提案

 

2020年度までに実施した上級編とはテーマが異なりますので、既に上級編を受講された方にとっても有益なコースです。改めてのご参加をお待ちしています。
(なお、実践演習編の受講に際しては、本コース中級編の受講修了を受講資格とします)

 

日程

1日目

2月7日(水) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 講義 医薬品開発の概論
  • 演習 PPK 解析

2日目

2月8日(木) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 演習 有効性に関する Exposure-Response (PK/PD) 解析
  • 演習 副作用に関する Exposure-Response (PK/PD) 解析

3日目

2月9日(金) 9:30~17:00
  • 演習 臨床試験のデザイン (Clinical Trial Simulations)
  • 課題に関するプレゼンテーション、ディスカッション

主 催 慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア
ファーマコメトリクス・システム薬理学研究室
協 力 サターラ合同会社(Certara G.K.)
コース責任者 谷川原 祐介(慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア 特任教授)
チューター

笠井英史(慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア 特任准教授)
石黒昭博(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
福島恵造(神戸学院大学薬学部 講師)
輪嶋恵宏(日本イーライリリー株式会社)

大谷勇紀(Eli Lilly and Company / 小児科専門医
小川隆則(昭和大学薬学研究科 大学院生

定 員 20名
会 場 zoom によるオンライン開催
受講申込 受講ご希望の方は、本ページ下記フォームからお申込みください。
申込締切 2024年2月2日(金) 12:00
※申込多数の場合は締切日前に受付を終了することがあります。
受講申込の流れ
  1. 募集開始
  2. 受講希望者⇒ウェブサイトから受講申込ください。
  3. 運営事務局⇒申込者へ受理メールを送付いたします。
  4. 運営事務局⇒開講 2 週間前を目処に、受講者確定後、該当の申込者に受講案内をメールにて送付いたします。
キャンセルの連絡 お申し込み後にやむを得ない理由によりキャンセルされる場合には、運営事務局までメールにて速やかにご連絡ください。
運営事務局(問合先) E-mail: pmx-group@keio.jp