慶應殿町ファーマコメトリクス

概要

基礎編では、ファーマコメトリクスの基礎から学ぶ入門的講義、パソコンを用いたハンズオン演習、およびグループワークを以下のように実施する。

  • 薬物動態の基礎理論

演習:単回投与と繰り返し投与の違い、体内における薬物蓄積の時間推移、点滴速度を変えたときの血液中薬物濃度の変動、薬物相互作用による影響などをシミュレーション

  • 薬物動態と薬効相関(PK/PD)解析

演習:薬理作用メカニズムに基づく薬効解析とシミュレーション、内因性物質の生成・消失を介した薬効発現モデルのシミュレーション

  • ファーマコメトリクスを用いた最適投与計画の考え方

演習:腎障害患者における用量調節、薬物濃度の変動と副作用発現リスクのシミュレーション

過去の様子・実績はこちらをご覧ください。

日程

1日目

11月10日(水) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 薬物動態の基礎理論
  • 演習:種々の投与経路による薬物動態の違い、単回投与と繰り返し投与の違い、体内における薬物蓄積の時間推移、点滴速度を変えたときの血液中薬物濃度の変動などをシミュレーション
  • 希望により17:00以降もハンズオン自習可能

2日目

11月11日(木) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 薬物動態のモデリング
  • 薬物動態と薬効の相関 (PK/PD) 解析
  • 演習:薬物動態モデル解析、薬理作用メカニズムに基づく薬効解析、および内因性物質の生成・消失を介した薬効発現モデル
  • 希望により17:00以降もハンズオン自習可能

3日目

11月12日(金) 9:30~17:00
  • ファーマコメトリクスを用いた最適投与計画の考え方
  • 演習(グループワークおよびプレゼンテーション):腎障害患者における用量調節、薬物濃度の変動に伴う副作用発現リスクのモデリング&シミュレーション
主 催 慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア
ファーマコメトリクス・システム薬理学研究室
協 力 サターラ合同会社(Certara G.K.)
コース責任者 谷川原 祐介(慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア 特任教授)
チューター

笠井英史(慶應義塾大学医学部 助教)
山下富義(京都大学大学院薬学研究科 教授)
猪川和朗(広島大学大学院医系科学研究科 准教授)
佐古兼一(日本薬科大学薬学部 講師)
岡田 章(武蔵野大学薬学部  助教)
小川隆則(サターラ合同会社)

受講料 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による補助金が2019年度で終了したため、2020年度より受講料を有料とさせていただきます。ご理解いただきますようお願い致します。
受講者区分コース受講料(税別)
営利企業に所属する者 70,000 円
教育機関・医療機関に所属する者 30,000 円
学生・大学院生
(ただし、社会人学生を除く)
15,000 円
慶應義塾の学生・大学院生 無料

各コース(基礎、中級、実践演習)とも一律の受講料です。

※原則として、請求書、領収書は発行いたしません。銀行振り込み(詳細は後日ご連絡します)の振込明細書で替えさせていただきます。

定 員 25名程度 (応募者多数の場合、受講者を選考させていただきます。)
会 場 zoom によるオンライン開催
受講申込 受講ご希望の方は、本ページ下記フォームからお申込みください。
申込締切 2021年11月5日(金) 12:00
※申込多数の場合は締切日前に受付を終了することがあります。
受講申込の流れ
  1. 募集開始
  2. 受講希望者⇒ウェブサイトから受講申込ください。
  3. 運営事務局⇒申込者へ受理メールを送付いたします。
  4. 運営事務局⇒申込多数の場合は選考を行います。
  5. 運営事務局⇒受講者確定後、該当の申込者に受講証をメールにて送付いたします。
キャンセルの連絡 お申し込み後にやむを得ない理由によりキャンセルされる場合には、運営事務局までメールにて速やかにご連絡ください。
キャンセルポリシー お申し込み後にキャンセルをされる際には、必ず受講日の3日前までに運営事務局あてにメールにてご連絡をお願い致します。
ご連絡なくキャンセルをされた場合には、今後実施予定の講座へのエントリーをお断りすることがございますのでご留意願います。
講座日時の変更について 本スクールの都合により開催日時を変更する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。
その際、改めて参加・不参加のご希望を確認させていただきます。
講座日時の中止について 本スクールの都合により講座を中止する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。
天候事情などによる受講キャンセルについて 運営事務局から講座の変更・中止のご連絡を行わない限り、当日の天候事情(降雪などの事由)により欠席される場合にも受講者の都合でのキャンセルとなりますことを、予めご了承ください。
運営事務局(問合先) E-mail: pmx-group@keio.jp