慶應殿町ファーマコメトリクス

概要

  • この実践演習編では Model-Informed Drug Development (MIDD)を擬似体験することを目的とし、医薬品開発の実践につながる題材(小児用医薬品開発)を用いて演習を行います。
  • 以下の到達目標のもと、講義とハンズオン演習により専門知識と解析スキルを高め、グループワークにより理解の定着を図ります。

到達目標

  • Model-Informed Drug Development (MIDD)の概念を理解する。
  • 小児用医薬品開発におけるファーマコメトリクスの活用方法を理解する。
  • Modeling & Simulation (M&S)に基づいて小児の用法用量を探索するための実践的なスキルを習得する。

実習内容

  • 成人および小児を対象とする母集団薬物動態モデルおよび曝露-反応モデルの構築
  • 構築したモデルを用いたシミュレーション
  • シミュレーションに基づく小児臨床試験デザインの提案

 

2020年度までに実施した上級編とはテーマが異なりますので、既に上級編を受講された方にとっても有益なコースです。改めてのご参加をお待ちしています。
(なお、実践演習編の受講に際しては、本コース中級編の受講修了を受講資格とします)

 

日程

1日目

8月18日(水) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 講義 小児用医薬品開発の概論
  • 演習 成人と小児の PPK 解析
  • PPK 解析に関するグループワーク

2日目

8月19日(木) 9:30~17:00 (ハンズオン自習は17時以降21時まで可能)
  • 演習 成人の Exposure-Response (PK/PD) 解析
  • 演習 Exposure-Response 解析に基づく有効治療濃度の推定
  • 演習 小児臨床試験のデザイン (Clinical Trial Simulations)
  • グループワーク

3日目

8月20日(金) 9:30~17:00
  • 演習 仮想臨床試験結果のモデル解析に基づく試験デザインの検証
  • グループワーク
  • プレゼンテーションと全体討論

主 催 慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア
ファーマコメトリクス・システム薬理学研究室
協 力 サターラ合同会社(Certara G.K.)
コース責任者 谷川原 祐介(慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア 特任教授)
チューター 笠井英史(慶應義塾大学医学部 助教)
永井尚美(武蔵野大学薬学部  教授)
福島恵造(神戸学院大学薬学部 講師)
大谷勇紀(慶應義塾大学 殿町先端研究教育連携スクエア 小児科専門医)
輪嶋恵宏(株式会社IDEC)

千村淳 (サターラ合同会社)
受講料 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による補助金が2019年度で終了したため、2020年度より受講料を有料とさせていただきます。ご理解いただきますようお願い致します。
受講者区分コース受講料(税別)
営利企業に所属する者 70,000 円
教育機関・医療機関に所属する者 30,000 円
学生・大学院生
(ただし、社会人学生を除く)
15,000 円
慶應義塾の学生・大学院生 無料

各コース(基礎、中級、実践演習編)とも一律の受講料です。

※原則として、請求書、領収書は発行いたしません。銀行振り込み(詳細は後日ご連絡します)の振込明細書で替えさせていただきます。

定 員 20名程度 (応募者多数の場合、受講者を選考させていただきます。)
会 場 zoom によるオンライン開催
受講申込 受講ご希望の方は、本ページ下記フォームからお申込みください。
申込締切 2021年8月13日(金) 12:00
※申込多数の場合は締切日前に受付を終了することがあります。
受講申込の流れ
  1. 募集開始
  2. 受講希望者⇒ウェブサイトから受講申込ください。
  3. 運営事務局⇒申込者へ受理メールを送付いたします。
  4. 運営事務局⇒申込多数の場合は選考を行います。
  5. 運営事務局⇒受講者確定後、該当の申込者に受講証をメールにて送付いたします。
キャンセルの連絡 お申し込み後にやむを得ない理由によりキャンセルされる場合には、運営事務局までメールにて速やかにご連絡ください。
キャンセルポリシー お申し込み後にキャンセルをされる際には、必ず受講日の3日前までに運営事務局あてにメールにてご連絡をお願い致します。
ご連絡なくキャンセルをされた場合には、今後実施予定の講座へのエントリーをお断りすることがございますのでご留意願います。
講座日時の変更について 本スクールの都合により開催日時を変更する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。
その際、改めて参加・不参加のご希望を確認させていただきます。
講座日時の中止について 本スクールの都合により講座を中止する場合には、講師の急病などやむを得ない場合を除き、原則として講義開催の7日前までに運営事務局よりメールまたは電話にてご連絡いたします。
天候事情などによる受講キャンセルについて 運営事務局から講座の変更・中止のご連絡を行わない限り、当日の天候事情(降雪などの事由)により欠席される場合にも受講者の都合でのキャンセルとなりますことを、予めご了承ください。
運営事務局(問合先) E-mail: pmx-group@keio.jp